子みすゞ童謡詩の世界、頁1

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金子みすゞ、童謡詩の世界   金子みすゞ童謡詩の世界、頁1

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金子みすゞさんの詩を
自分のHPに掲載出来ることは喜びです。
自分への癒しのギフトでもあります

皆さんにとっても、優しい心癒しのギフトになりますように祈りつつ、
頁を編集します。



みすゞさんの詩のなかにある、いのちへの優しいまなざしに、
どうぞ、おさなごころで、触れ合ってみてください。







・・・  ・・・



誰にもいわずにおきましょう。


朝のお庭のすみっこで、

花がほろりと泣いたこと。
金子みすゞ詩 「露」

もしも噂がひろがって、

蜂のお耳へはいったら、


わるいことでもしたように、

蜜をかえしに行くでしょう。










・・・ 蜂と神さま ・・・




金子みすゞ詩 「蜂と神さま」



蜂はお花のなかに、

お花はお庭のなかに、

お庭は土塀のなかに、

土塀は町のなかに、

町は日本のなかに、

日本は世界のなかに、

世界は神さまのなかに。


そうして、そうして、神さまは、

小ちゃな蜂のなかに。










・・・ 土と草 ・・・


金子みすゞ詩 「土と草」


母さん知らぬ

草の子を、

なん千万の

草の子を、

土はひとりで

育てます。


草があおあお

茂ったら、

土はかくれて

しまうのに。













   
・・・ 積もった雪 ・・・



上の雪

さむかろな。

つめたい月がさしていて。


下の雪

重かろな。

何百人ものせていて。


中の雪

さみしかろな。

空も地面もみえないで。



訳注 地面(原文よみ、じべた)









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〜金子みすゞ〜

1903(明治36年)生〜1930(昭和5年)没


大正末期〜昭和初期にかけて童謡詩壇で注目を受けるものの、あまりにも夭折であったため、没後は一部の人々の記憶の中で、息づきながら眠り続けることとなる。時を経て、児童文学作家、矢崎節夫氏の16年に及ぶ執念のみすゞ探しの旅を経て、ご遺族の手で大切に保管されていた全遺稿に出会い、1984年JULA出版局より、初の全集が出版される。現在、絵本他多数の関連書籍が出版されている。




 詩の出典  新装版 金子みすゞ全集(JULA出版局)
(旧かな遣い・旧漢字は、現代かな遣い・新漢字に改めています。)

詩の掲載にあたっては、「金子みすゞ著作保存会」より、
10篇の掲載の許可をいただきました。

(但し、添付イラストや写真はHP用素材集様からいただいたもので、
書籍には含まれません。)


詩の転載を御希望の場合は必ず
「金子みすゞ著作保存会」様
(TEL:03−3200−7795)の許可を得てください。
(※自己対応でお願いします。)




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